瑞応寺・中島剣山ご住職からオススメしていただいた仏教書2冊をご紹介いたします。
ブッダ? お釈迦様? そもそも仏教の教えってどんなこと?
仏教を生活の中に取り入れてみたい!
という方々に手にしていただきたい仏教入門書です。
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書籍データ
図解 ブッダの教え
(歴史がおもしろいシリーズ!) [単行本]
監修: 田上 太秀
単行本: 255ページ
出版社: 西東社; 普及版版 (2010/05)
ISBN-10: 4791618041
ISBN-13: 978-4791618040
発売日: 2010/05 |
この本は見開きページで一つのセンテンスが完結します。文章の分かり易さもさることながら多様な図解により視覚的にもとても親しみやすいものとなっています。
さらにご住職の注目ポイントは、センテンスごとにもっと深く学びたい、知りたいと思う読者のために「ブッダ・仏教を知るための書籍」としてページ下部に紹介している仏教書のセレクトがなかなか良いという点。
これからブッダ・仏教を学んでみたいと思う皆さま、是非一度お手にとってご覧になられてはいかがでしょうか。
2冊目は、“わかりやすく子供たちに仏教を伝えるにはどうすれば良いのでしょうか”とご相談した際に薦めていただいた書籍です。
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書籍データ
親子のための仏教入門―我慢が楽しくなる技術
(幻冬舎新書) [単行本]
著者:森 政弘
単行本: 241ページ
出版社: 幻冬舎 (2011/01)
ISBN-10: 4344982029
ISBN-13: 978-4344982024
発売日: 2011/01
商品の寸法: 17.4 x 11 x 1.6 cm
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「作者は、ロボットの専門家なんだけどね」との前置きの後、ご住職が取り出してくださった本。
いったいどんな内容になっているのだろうと読み進めていくうちにこれは親子のため、親が子に伝える仏教としての章立てになってはいるけれど、子供の世界での出来事はそのまま大人の社会の縮図なのだとあらためて痛感していきます。親でなくても子育てが関係なくとも、読んだほうがいい!とページをめくるたびに思わずにはいられない、そんな書籍です。
生きることを楽に楽しくしてくれるのが仏教と語るこの「親子のための仏教入門」は、大人のための仏教入門と題名を変更してもいいくらい。とかく対人間関係に悩む社会人にオススメの一冊です。
協力:東京都【真言宗豊山派 瑞応寺】 中島剣仙 ご住職様