華厳宗
〔沿革〕
天平12(740)年に良弁が東大寺の前身金鐘寺において華厳経を講説して以来、東大寺を中心に栄えた八宗兼学の一宗である。天平15(743)年に聖武天皇が、華厳経法身仏としての盧舎那仏造像の詔を発した。良弁を始祖とした、蓮華蔵世界の顕現を実現した宗派である。
『現代仏教情報大事典』より引用
発行所---(株)名著普及会/発行者---小関貴久