顕本法華宗
〔沿革〕
開祖は天台の人であった日什大正師で、日蓮の開目如説の両抄を感得豁大悟し、自ら日什と改名宗祖の真書を閲覧した。当時の法理化儀の悉くが、宗祖の本意に背いて弊習改の難きを知り、経巻相承直受法水の決意を固めて康応元(1389)年に、妙満寺を根本道場とした。
『現代仏教情報大事典』より引用
発行所---(株)名著普及会/発行者---小関貴久