【寺院名】妙日山 両親閣妙蓮寺(りょうしんかくみょうれんじ)

【宗派名】日蓮宗
【別名】
【住所】千葉県安房郡天津小湊町小湊129
【本尊】日蓮聖人像
【開山】日蓮聖人
【開基】
【由緒】妙蓮寺は両親閣の名が示す通り、宗祖の御両親御?神の霊地である。尊父妙日尊儀(貫名次郎重忠公)が正嘉2年(1258)2月14日入寂した時、宗祖大聖人は墓所の傍らに草庵を結び、母・妙蓮尊尼と共に修喪一百日一代大意鈔を選述、追孝の誠を尽した。尊母妙蓮尊尼(梅菊御前)は文永4年(1267)8月15日入寂したが、その時妙日尊儀の霊域に尊母の墓塔を建立し、宗祖自ら両親の法号を冠して妙日山妙蓮寺と号した。宗祖は晩年9年の間、身延山の思親閣より遙かに同山の御廟所を拝し追孝・回向をしたと伝えられている。宗祖日蓮聖人大孝根本の霊地である。誕生寺三世日静上人の手により堂宇が建立され今日に至っている。大本山誕生寺の末寺123ヶ寺の衆頂末頭で、江戸時代には誕生寺代理としてしばしば江戸城に登城した名刹である。
【寺宝】両親閣御廟堂/感應堂/本堂/二十三夜堂/鐘楼堂/その他宗祖ゆかりの広布梅、蘇生桜などがある。