【寺院名】増寳山 龍光寺(りゅうこうじ)

【宗派名】真言宗智山派 旧中本寺
【別名】
【住所】東京都八王子市宇津木町738
【本尊】大日如来(胎蔵界)
【開山】法印清雅
【開基】
【由緒】龍光寺は、14世紀室町時代後期、文和5年(1356)開山第一世法印清雅大和上の創建と伝え、現在の第31世堀江承寳住職に至るまで約600年間法燈を守り続けている。室町時代創建の当初より真言宗醍醐派の法脈を伝え、滝山城の北条氏照の代には祈願寺として庇護された時代もあり、江戸時代には醍醐無量寿院の末寺で御朱印高20石を賜わりこの地域の中本寺として寺格も高く、特に中興と言われる第22世隆尊大和尚の時代は、末寺21ヶ寺を擁し中本寺としてふさわしい大伽藍を誇っていた。明治27年京都東山総本山智積院の末寺に所属し、今日に及んでいる。昭和大戦末期、戦火によって本堂、庫裡の大伽藍を焼失し、同378年頃から伽藍復興に取り組み、近年龍光寺の内容は一変し、最盛期の伽藍再現を髣髴させるものとなっている。
【寺宝】板碑(市重文)/電子梵鐘/宝篋印塔/磬(市重文)/鰐口/経文/佐藤画伯「水芭蕉曼陀羅」/その他多数