【寺院名】明光山 藥王寺(やくおうじ)

【宗派名】浄土宗 40等
【別名】
【住所】和歌山県有田郡金屋町小川746
【本尊】阿弥陀如来
【開山】
【開基】
【由緒】薬王寺は、明光山普照院薬王寺と称し、浄土宗に属する寺院である。その開創は、文献等が存在しないため詳しいことは明らかではない。今からおよそ千余年前、現在の薬王寺より東方へ100メートルほど離れた所に、「阿比光山来蓮寺」という寺があったが、兵火に遭い焼失した。その後、南北朝時代に入り現在の地に移動され、「薬王寺」と名付けられ、今日に至っている。現在、多数の文化財を所蔵しているが、その中でも本堂の観音堂は、貞和3年(1347)1月の建立と伝えられ、一重、寄棟造、本瓦葺きで、棟札を3枚残しており、国指定重要文化財として現存している。
【寺宝】観音堂(国重文)/棟札3枚(国重文)/廚子(国重文)/阿弥陀如来坐像(国重文)/十一面観世音菩薩立像(県文)/その他多数