【寺院名】日朝山 弥勒寺(みろくでら)

【宗派名】真言宗豊山派
【別名】みろくさん
【住所】三重県名張市西田原2888
【本尊】薬師如来
【開山】円了上人
【開基】
【由緒】弥勒寺は、聖武天皇の時代、天平8年(736)に円了上人が建立したと伝えられる。建立当時は弥勒仏を本尊とし、寺領も100石を賜わっていた。その後、良弁上人が大伽藍を建立、弥勒寺に薬師如来、一言寺に十一面観音、言文寺に聖観音、行者堂には、役行者倚像等を安置、盛時には七堂伽藍を有する広大な寺院であったと言われる。以来幾多の星霜を経て、多くの堂宇は、自然に荒廃した。明治14年(1881)頃、同寺の大修善を行う際に言文寺等の寺を壌ち瓦、木材、石材等を材料として改修にあて、それとともに各寺院に安置されていた仏像は弥勒寺に移ったと伝わる。同寺所蔵の仏蔵がどこから移ったかについては異説もあるが、この地から布目瓦の破片が発掘されることや、地名に伽藍堂、横田、寺屋敷などの地名が残っていることが、大伽藍の広大な寺院であったことを証明している。
【寺宝】木造十一面観音立像(重文)/木像聖観音立像(重文)/木造薬師如来坐像(県文)/木造弥勒菩薩坐像(県文)/木造役行者倚像(市文)/その他多数