【寺院名】竜鳴山 本覚寺(ほんがくじ)

【宗派名】日蓮宗
【別名】日限祖師
【住所】東京都台東区松が谷2-8-15
【本尊】一塔両尊
【開山】上行院日覚上人
【開基】関根卯兵衛
【由緒】本覚寺は、天正19年(1591)徳川家康の政治顧問の一人であった上行院日覚上人によって開創され、開基は関根卯兵衛とされている。はじめは日本橋馬喰町にあったが、明暦3年(1657)の振袖火事により堂宇焼失し、同年7月現在地を幕府より拝領し、七堂伽藍が建立された。明治27年(1894)火災により再び焼失したが、第33世日透上人によって再興され、以前にも増す寺門の繁栄を見るに至った。その後大正12年(1923)の関東大震災、昭和20年3月10日の空襲によって、3度4度と堂宇は焼失したが、その都度、歴代住職の努力と、檀信徒家の信施によって再建がなされ、寺門の繁栄は衰えることなく、日増しに盛んになっていった。開山以来390余年にわたって、常に法灯を絶やすことなく今日に至っている。
【寺宝】祖師堂/鬼形鬼子母神/本堂内ステンドグラス--釈迦牟尼仏「寂静の境地」/蟇大明神/福徳稲荷大明神/水子観音/浄行菩薩/その他