【寺院名】大明山 本圓寺(ほんえんじ)

【宗派名】日蓮宗
【別名】願満大黒天
【住所】神奈川県三浦郡葉山町木古庭高祖坂1662
【本尊】十界互具大曼荼羅(木像)
【開山】日蓮大聖人
【開基】九老僧日印上人
【由緒】本圓寺は、日蓮大聖人が伝道の途次この地に留錫した際、法縁を結び法華経の道場の基を定めた霊蹟である。延慶3年(1308)日蓮大聖人の弟子日朗聖人の高弟日印聖人が、本圓寺として開創し、開山を日蓮大聖人とした。以来寺門は栄え、法燈連綿52代に及んでいる。江戸時代には朱印寺として繁栄し、専明坊、本光坊、本成坊、本明坊、本住坊新寺を擁したが、時代の変遷によりこれらを合併した。境外仏堂として存在する不動堂は、畠山重忠が衣笠城の三浦大介を攻めた時、戦勝を祈願して守り本尊の不動明王を祀ったと伝えられる。境内には本堂をはじめ荘厳な建造物が在り、高祖日蓮大聖人直々御開山の霊場として、参拝する者に崇信の念を起こさせる教益甚大である。広大な境内は、四季折々の花が咲き、訪れる人の姿があとを絶たない
【寺宝】願満大黒天(町文)/普賢菩薩/日蓮大聖人御尊影/文殊菩薩法塔/不動明王/釋迦如来/その他多数。