【寺院名】澁谷山 佛光寺(ぶつこうじ)

【宗派名】真宗佛光寺派 本山
【別名】
【住所】京都府京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397
【本尊】阿彌陀如来
【開山】親鸞聖人
【開基】
【由緒】佛光寺は、建暦2年(1212)、親鸞聖人が京都山科の地に建立したのがはじまりで、時の順徳天皇は、真宗開闢、根本道場を意味して「興隆正法寺」の寺号を与えた。当時、真宗の教えは、関東を中心に拡がりをみせていたが、戦乱のうち続く世にあって、人々は、第7世了源上人を慕って参集し、教団は日々に繁栄していった。上人の教化は、東は遠江(静岡)、西は備後(岡山)、安芸(広島)、四国にまで及び、寺基も山科の地から洛中東山の渋谷(汁谷)へと移され、後醍醐天皇の勅願により「阿弥陀佛光寺」(略して佛光寺)の寺号になった。その後、天正14年(1586)、豊臣秀吉公の懇請で、寺基を五条坊門高倉に移し現在に至り、混迷する現代社会にあって、お念仏の大地に根ざした真の人間の誕生を目指して聞法の輪を拡げる活動をしている。
【寺宝】聖徳太子の御木像(重文)/絵系図(重文)/七高僧の御木像/親鸞聖人の御真影/真空上人の御絵像/了源上人の御木像/その他多数