【寺院名】春雨庵(はるさめあん)

【宗派名】史蹟
【別名】
【住所】山形県上山市松山
【本尊】
【開山】昭和30年7月
【開基】
【由緒】江戸時代の初め、後水尾天皇(在位1611-29)の紫衣勅許について、朝幕間に衝突が起こった際(紫衣事件:1627)、沢庵禅師は幕府に反対したため、この地に流された。時の藩主は沢庵に小庵を寄進、禅師はこの庵で配流の生活をし、この庵を「春雨庵」と名づけたのである。その後、禅師は許されて江戸に戻り、東海寺の開山となった。禅師は、徳川家光の帰依を得て、春雨庵も東海寺に移された。しかし、昭和30年7月、再びもとの遺跡に戻されることになったのである。現在の春雨庵は、この時、復元されたもので、庭の一隅には、春雨の井が残っており、当時を偲ばせる。
【寺宝】澤庵禅師木像