【寺院名】歸嚮山厚澤寺 とうじゅいん(とうじゅいん)

【宗派名】天台宗
【別名】
【住所】北海道様似郡様似町本町2丁目
【本尊】薬師瑠璃光如来
【開山】徳川11代将軍徳川家斉公
【開基】貫宗秀暁
【由緒】とうじゅいんは徳川幕府によって幕末の文化2年(1805)建立された「官寺」である。建立の由来は、北海道にロシアの船が多く来航し侵略を試みたのに対し、時の函館奉行戸田筑前守、羽太庄左衛門等が、宗教による民心の安定と教化が必要と考え幕府に申し出たことによる。北海道には同様の官寺は同寺の他に2つである。元治元年(1864)幕府が五稜郭を築いた際に、その鬼門守護の為の東照大権現を祀ったが、その東照大権現はどうじゅいんより奉遷されたものである。以後大いに栄えるが、12世徳弁の代で寺禄がなくなり、徳弁の死後の明治18年(1885)廃寺となる。しかし同23年、13世田純田を中心に日高国中より18名の再興世話人が集まり再興される。14世智行の代に元の境内が手狭になったため現在地に移転、以後護摩堂を復元するなど山様を整え現在に至る。
【寺宝】薬師如来/日光・月光菩薩/仏画慈恵大師/観音像/弁財天/輪王寺の宮一品公弁法親王の書/聖徳太子像/釈迦出山の図/その他多数あり