【寺院名】東京本願寺(とうきょうほんがんじ)

【宗派名】浄土真宗東本願寺派 本山
【別名】東本願寺
【住所】東京都台東区西浅草1-5-5
【本尊】阿弥陀如来
【開山】親鸞聖人
【開基】教如上人
【由緒】東京本願寺は、本願寺12代教如上人が、天正19年(1591)徳川家康の江戸開府に当たたり家康より、江戸神田西福寺前に土地の寄進を受けて、「江戸御坊光瑞寺」と称したことに始まる。その後、幕府から改めて神田明神下に土地を寄進され、移転したが、明暦3年(1657)の江戸大火で堂宇を焼失し、現在の地に移った。その後も度々の火災に遭ったが、文化9年(1812)に再興し、「ご門跡さま」の愛称で市民から親しまれた。関東大震災、第二次世界大戦の空襲などにより被災し、昭和35年(1960)、本堂と境内諸設備の修復工事が完成、また、大遠忌終了とともに浅草本願寺を東京本願寺と改称し、関東における真宗の大道場となった。その後、昭和56年(1581)6月15日、東京本願寺は真宗大谷派の包括団体から離脱し、「法統伝承の願い」をかかげ、独立の道を歩みはじめ、昭和62年(1987)12月、真宗大谷派において、本願寺と合併し本願寺を解散させることに因り昭和63年(1988)2月29日東本願寺派を創設、その本山となり、その地歩を固めつつある。
【寺宝】本尊阿弥陀如来像(都重文)/親鸞聖人御絵伝(区文)/箱根の御真影/シャムの御釈迦様像/故棟方志功作の襖絵/寛永の大梵鐘/親鸞聖人御立像/その他多数