【宗派名】高野山真言宗
【別名】
【住所】兵庫県津名郡一宮町草香４３６
【本尊】大日如来
【開山】
【開基】
【由緒】津名郡一宮町にある智禅寺は、山号を大廣山と号し、高野山真言宗の寺である。寺の縁起は全く不明であり、最も古い資料として南北朝時代の写経本「大般若経」570巻が伝えられている。本堂は江戸中期に建立されたもので、本尊の大日如来、新旧の弁財天像が安置されている。昭和59年(1984)に建立された山門わきの観音堂の中には、西国霊場三十三カ所をモデルにしたミニ霊場が設けられていて、たちまち巡ることができる。弁財天を祀る大廣山智禅寺は、淡路七福神巡りの１つである。今や七福神巡りは何百にも急増したが、淡路のそれは、10数年前に発案された元祖で年間10数万人も訪れるほどの賑いをみせ、特に冬季には1日2,000人を超える日もあるという。また、先代住職から始められた「地蔵流し」が毎年8月23日の夜、行われる。
【寺宝】本尊大日如来／弁財天像 新調したばかりの弁財天は、当代随一の京仏師・松久宗琳師の手によるもの／山門中に納まる250年前の鐘