【寺院名】善光寺大勧進(ぜんこうじだいかんじん)

【宗派名】天台宗 大本山
【別名】
【住所】長野県長野市元善町492
【本尊】善光寺如来
【開山】本田善光
【開基】
【由緒】開山・本田善光以来、代々善光寺如来に奉仕して、永く別当と大勧進の両職権を持ち、如来開張の法務を任じてきた。善光寺貫主大僧正の住まいでもある。弘仁(810-24)のころ、伝教大師が信濃路巡化のみぎり、善光寺如来の宝前に参籠して以来、天台の宗風を守り今日に至る。善光寺本堂における正月の行事をはじめ、戒壇めぐり等もそれに因むと伝えられている。徳川期に入って、特に東叡山輪王寺宮法親王が代々大勧進の住職を兼ね、明治維新の時の公現法親王(北白川宮能久親王)まで続いた。宝物館には皇室関係、徳川家関係、東叡山輪王寺関係など、様々な文化財を多く有している。現在、大勧進の塔中は25院で堂々甍を並べ、本坊と共に善光寺の法灯守護にあたっている。
【寺宝】金銅五鈷杵(重美)/源氏物語事書(重文)/善光寺楼門他の日本最古の設計図(重文)/開基三郷木像/善光寺縁起 3幅/融通念佛縁起 2巻/大手鑑 1双/佛像佛具等/皇室関係/その他文化財、貴重品多数。