【寺院名】達磨山 清徳院(せいとくいん)

【宗派名】浄土宗 準別格六等
【別名】長福寺/FONT>
【住所】滋賀県大津市膳所2-8-1
【本尊】阿弥陀如来
【開山】徳誉上人
【開基】慶長年中
【由緒】清徳院は、浄土宗知恩院の末寺で、創立年歴は不詳であるが慶長年中(1596-1615)とされ、徳誉上人が中興の祖である。初め浜田町(現・本丸町)に在って、達磨山長福寺と云い、天和3年(1683)11月に火災で焼失したため、隣寺の縁心寺五世本誉和尚の弟子で、同寺の中興開山の乗誉上人が、貞享元年(1684)11月に寺を今の地に建立し、弟子の真誉上人が宗務を広げ、別に達磨堂を建立し、一般の帰依者も次第に多くなった。よって元禄10年(1697)12月25日に、藩主本多康慶が本多氏中興の祖・忠俊(膳所藩初代)の室、清徳院殿様の位牌をこの寺に納め、爾来、清徳院と改称し、東西22間南北18間の寺地を賜った。今の境内、1反1畝14歩はこれである。本尊阿弥陀如来は、古より霊験あらたかで人々の信仰を集め続けている。
【寺宝】本尊阿弥陀如来木像(国重文)--恵心僧都一刀三礼の霊像/達磨大師木像(聖徳太子作)/善光寺如来/柳谷観世音尊像軸/西国三十三所観世音御分身/その他、多数あり
※膳所三十三所霊場、第31番札所