【寺院名】法苑山 淨心寺(じょうしんじ)

【宗派名】日蓮宗
【別名】
【住所】東京都江東区平野2-4-25
【本尊】久遠実成本師釈迦牟尼佛
【開山】通遠院日義上人
【開基】小堀遠州室秀(三沢局)
【由緒】淨心寺は、通遠院日義上人の開山、浄心院お秀の方の開基により建立された。浄心院お秀の方は小堀遠州守宗甫の室であり、春日局に付添って大奥へ入り、後に4代将軍家綱公(1641-80)の乳母となった。そのお秀の方が師事していたのが、千葉の小西檀林より出て深川の草庵で読経三昧を送っていた日義上人である。お秀の方は日義上人のため新寺を建立しようと尽力されたが病に倒れた。しかし新寺建立を遺命として残した(4代将軍家綱は乳母のため30万坪の土地を寄進した)。日義上人は遺命に従い小西檀林を辞して深川永住を決意したが、これもまた病に倒れ、学友の日通上人に後事を託して遷化された。日通上人は遺命通り新寺を建立、山号を日義上人の最初の弘法の地として法苑山、寺号をお秀の方の法名から淨心寺とした。江戸から大正まで、身延山の出開帳が8回もあるなど、江戸十祖師の随一と言われた日蓮宗きっての名刹である。
【寺宝】本堂、祖師堂など七堂伽藍を揃え、貴重な寺宝を有していたが、関東大震災、昭和20年の東京大空襲により、祖師堂内陣と水屋を残して全て焼失した。