【寺院名】金照山 浄慶寺(じょうけいじ)

【宗派名】浄土宗
【別名】
【住所】奈良県大和郡山市洞泉寺町7
【本尊】上品上生阿弥陀如来座像
【開山】然蓮社称譽上九清大和尚
【開基】正信房湛空上人
【由緒】浄慶寺は、山号を金照山と号し、浄土宗知恩院派の名刹である。本尊には、上品上生阿弥陀如来座像を祀る。弘安年間(1278-88)、湛空上人が七條村に浄慶寺を建立したが、兵火により焼失。その後、寛永年間(1624-44)に然蓮社称誉上九清大和尚が、現在の地に移し、開山となった。本尊はもと当麻寺のものであったが、夢のお告げにより同寺に奉安したと伝えられている。開創以来、法灯は脈々と受けつがれ、寺は、和順念仏道場として、参拝する人々があとをたたず、御本尊拝観者も多い。また、同寺は、古都を訪れる人々の宿所として開放しており、多くの人々から親しまれている。
【寺宝】上品上生阿弥陀如来座像 -- 欅の一木造りで推定によると平安初期貞観年間(859-77)のものであるらしい。明治34年(1901)国宝に指定されたが、記録等皆無のため昭和26年(1951)国の重要文化財に指定された/引接地蔵尊