【寺院名】成田山 新勝寺(しんしょうじ)

【宗派名】真言宗智山派 大本山
【別名】成田不動
【住所】千葉県成田市成田1-1
【本尊】不動明王
【開山】寛朝僧正
【開基】
【由緒】成田山新勝寺は平安初期に建立されたと言われている。本尊である不動明王は弘仁元年(810)に嵯峨天皇の勅命により弘法大師空海が自ら刻み、京都の高雄山神護寺に奉安したものを新勝寺に迎えたと伝えられている。天慶2年(939)平将門の乱が起きた際、寛朝僧正が下総国公津ケ原(現成田市)で、この神護寺の不動明王を奉じて、乱の早期鎮圧を祈願。それが成就したことにより、不動明王は成田山の本尊として祀られることになった。永禄9年(1566)に現在地に移って今日に至る。我国不動尊霊場の総府として多くの信仰を集め、民間信仰の一大中心地となっている。またお守りの身代札は有名で、初詣には近隣のみならず遠方からも多くの参拝者が集まる。境内には日本一と言われる大塔をはじめ多くの貴重な建築物が立ち並ぶ。現在、真言宗智山派大本山。
【寺宝】尊不動明王/両部曼荼羅(日本一の大きさ)/大塔(日本一の大きさ)