【寺院名】四恩山 金剛福寺(こんごうふくじ)

【宗派名】高野山真言宗
【別名】
【住所】兵庫県神戸市灘区原田通3-5-18
【本尊】十一面観世音菩薩
【開山】快厳寛恂上人
【開基】
【由緒】金剛福寺は、山号を四恩山と号する高野山真言宗の寺である。本尊に江戸時代、享保年間(1716-36)に作られた十一面観世音菩薩を祀る。他に寺宝として鎌倉時代作の不動明王像、摩利支天画像がある。同寺は、古義真言宗碩学の僧・高見寛應の高弟・高見寛恂により開かれた。明治に入り、港湾都市としてめざましく急成長したこの地方には、各地から人々が流入するようになった。このため、弘法大師の志を継ぎ、祖風の宣揚と済世利人の法灯を掲げて大正の初年に新興創建された新寺院である。教化伝道救済活動を永遠の使命とする金剛福寺は、日は浅いが人々の厚い信仰を集め、今日に至っている。
【寺宝】本尊十一面観世音菩薩/不動明王像/摩利支天画像