【寺院名】崑崙山 昆陽寺(こやでら)

【宗派名】高野山真言宗
【別名】行基寺
【住所】兵庫県伊丹市寺本2-169
【本尊】薬師如来
【開山】行基菩薩
【開基】
【由緒】昆陽寺は、聖武天皇の御代、天平5年(733)行基菩薩によって建立された聖武天皇の勅願所である。行基菩薩は、当時荒地であったこの地の開墾を発願し、神亀年間(724-29)の初めに勅許を受け、田畑を拓き、後これを昆陽の庄と名づけ、寺領として1500石を賜った。また寺領の地利をもって布施屋を設け、社会福祉事業を創始した。かくして昆陽36坊、甍(いらか)を並べ荘厳美を尽くし、次第に殷盛を極め、菩薩遷化の後も、門跡は相続され、代々出世して院家を守護してきた。その後、数度の火災の難に逢い、とくに天正7年(1579)の織田信長の兵火にかかり、堂塔伽藍全く灰爐に帰したが、行基菩薩の徳を讃仰する信徒、また地利の恩恵に浴する、行基氏子の信者達、物心両面の力を合わせ、昔の遺跡に現在の堂宇を再建し、今なお菩薩を崇信し、伽藍を外護し、本尊の御加護を信仰されている。
【寺宝】薬師瑠璃光如来(行基菩薩作)/文殊菩薩/普賢菩薩/持国天・多聞天/聖天像--日本最古のものと伝えられる/涅槃図、行基菩薩絵巻/弘法大師弁賎天/その他多数あり。