【寺院名】大雄山 興禅寺(こうぜんじ)

【宗派名】臨済宗妙心寺派
【別名】だるまでら
【住所】和歌山県西牟郡上富田町市ノ瀬
【本尊】釈迦牟尼仏
【開山】南竜禅師
【開基】不明
【由緒】興禅寺は、高さが台座共8.3米ある大達磨があることから別名だるまでらと呼ばれ、親しまれている寺院である。その開創について詳しいことは明らかではないが、藤原時代末期より真言宗系の寺院としてすでに存在していた模様である。鎌倉・室町時代を経て、豊臣秀吉の南紀討伐で一時滅亡した。以後、小庵として江戸初期まで続き、寛文7年(1667)に南竜禅師によって復興され、臨済宗妙心寺派に属し、今日に至っている。昭和36年(1961)大修理を行い、庭園も整備され、日本一大達磨が建立された。昭和60年(1985)には、多目的道場・知足軒と観音堂・知足庵が完成し、平成元年(1989)には龍眼堂と知足亭が新築された。観音堂は、延宝3年(1675)田辺藩主安藤帯刀により創建されたが荒廃し、跡形もとどめぬほどになっていたもので、漸く復興が実現された。研修会受講者は年々増加し、つつじ、しゃくなげの名所として探訪者も多い。
【寺宝】大達磨/龍眼観音/龍眼堂/大耕庵/茶室/その他、町指定文化財など多数