【寺院名】皇宮山 蚶満寺(かんまんじ)

【宗派名】曹洞宗
【別名】
【住所】秋田県由利郡象潟町
【本尊】釈迦牟尼佛
【開山】直翁呈機
【開基】金又佐エ門
【由緒】蚶満寺は仁寿3年(853)、慈覚大師によって天台宗の寺院として開創されたと伝えられている。その後幾多の変遷を経て、鎌倉幕府に時の執権・北条時頼公の手によって中興された。天正18年(1590)、曹洞宗になり現在に至る。蚶満寺には神功皇后に関する伝説が残されている。神功皇后は、三韓征伐のときに時ならぬ暴風雨に遭って船が難破。漂流の末、この地にたどり着くが、身籠っておられた皇后は当地で男子をお生みになった。これが後の応神天皇(在位270-310)である。その伝説により干満珠寺と呼ばれていたが、後に蚶満寺と改められた。
【寺宝】芭蕉の軸/旅客集(11冊)/高陽山人の象潟古景図/狩野探幽文殊画/北条時頼墨付/その他 多数あり