【寺院名】青金社上妙寺(おおきんしゃじょうみょうじ)

【宗派名】無宗派一本寺
【別名】
【住所】東京都東大和市湖畔1-911-18
【本尊】板本尊。富士59世堀日享上人御染筆のもので安曇阿梨寛道房日妙授与。
【開山】手塚寛道
【開基】
【由緒】文永8年(1271)、天災地変が打ち続く世に、日蓮聖人は「立正安国論」の趣旨を幕府に説く。しかし、聞き入れられず、再び捕われの身となり、佐渡流罪となる。途中9月、龍ノ口で首を切られようとするが免れ、10月10日相模国依智本間邸を出て、鎌倉街道久米川宿に一泊、11月1日佐渡原へと着く。佐渡滞在の3年間、聖人は内省を深め、思想的信仰的に大成する機会となった。この配流の途次、久米川宿に一泊したことを記念して、昭和27年(1952)、久米川に近い多摩湖畔の景勝の地に、手寛道が寺域を求め、本尊を安置したのが同寺のはじまりである。初め菴羅果山房と称していたが、後に聖想寺、昭行寺など、幾度か寺名を改め、現在は、青金社・上妙寺として、仏教精神普及の道場となっており、無宗派一本寺である。
【寺宝】板本尊 富士59世堀日享上人の御染筆のもので、安曇阿闍梨寛道房日妙授与/日蓮聖人称観心本尊鈔御真蹟断二十六字(文化財) その他