【寺院名】睡虎山 巖倉寺(いわくら)

【宗派名】高野山真言宗
【別名】
【住所】島根県能義郡広瀬町富田562
【本尊】聖観世音菩薩(国重文)
【開山】高顕僧正
【開基】行基菩薩
【由緒】巖倉寺は、高野山真言宗に属する寺院で、開基は神亀3年(726)、行基菩薩によるものと伝えられる。本尊聖観世音菩薩並びに帝釈天と四天王を守護神として、また児守尊天を鎮守神として建立され、はじめは推古山巖倉寺と号した。その後文治3年(1187)、富田月山が吐月城の造営に当たり、城内祈願所として現在地に移築した。出雲札巡礼第18番札所となっており、日々巡礼する人々が足を運んでいる。境内には、堀尾吉晴の墓といわれる大五輪塔がある。また、現在の山号の睡虎山は、山容に因んで名づけられたものと言われている。
【寺宝】聖観世音菩薩(重文)/脇侍帝釈天(重文)/釣燈籠/堀尾吉晴の墓/その他、空海、小栗宗舟筆の仏画など